2012年11月12日月曜日

村上水軍シンポジウムを開催しました

数日前に、このブログでもお知らせさせていただいた、村上水軍シンポジウム『村上水軍研究の最前線-来島村上氏を中心に』を11月10日(土)に開催いたしました。

当日は、13時からの開演にも関わらず、10時頃から続々と参加者のお客様が来館されました。
理由を尋ねると、「シンポジウムの開館前に、特別展を見ておきたい。」とのことでした。参加者の意気込みが伝わり、報告者の一人でもあった私の緊張は高まる一方です。

13時開演。

客席は、約110人の参加者で、ほぼ満席となりました(写真)。村上水軍研究への注目度の高さをうかがうことが出来ました。

シンポジウム冒頭では、この度、『久留島家文書』をお貸しいただいた来島村上氏の末裔、久留島家18代ご当主(村上通康から数えて)にもご参加をいただき、開催にあたりご挨拶をいただきました。


参加者の年齢は、10代~80代までと様々で、市内外の歴史研究者・愛好家はもとより、地域住民の方の参加も多く見られました。今治市、松山市在住の方が多くを占めるなかで、東京都、香川県、広島県、山口県の参加者も見られました。

シンポジウムの内容につきましては、今日はご紹介いたしませんが、参加が叶わなかった方にも最新の情報が伝わるような方法を考えたいと思っています。


終了後のアンケート結果は右図のとおりです。
大変満足、ほぼ満足のお客様が92%という、大変高い評価をいただきました。
その一方で、「時間が短すぎる」「少し難しかった」などといったご意見も多く頂戴いたしました。
今後の運営に活かしていきたいと思います。貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。参加者のみなさまには、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

特別展『海の来嶋・山の久留嶋-来島村上水軍から近世大名久留島家へ-』は、12月16日まで当館にて開催中です。ぜひお越しください!
展示図録は300円で販売しております。郵送での購入もできますので、詳しくは、このホームページの刊行物のページをご覧ください。(K)