2013年6月13日木曜日

宮窪小学生 来館学習

今日は地元宮窪小学校の3年生15名が総合的な学習の時間、校外学習で朝早くからやってきました。

いつもと違い、少数精鋭の団体。


その目的は、村上水軍博物館内を見学し、質問したりして地元の水軍について理解を深めることです。

事前の質問事項を伝えられていたので、4月からの新人Dは多くの質問をかたっぱしから調べる必要がありました。

質問内容は
◎ 村上水軍は何人いたのですか。
◎ なぜ、村上水軍は小さな島に住んでいたのに有名になったのですか。
◎ なぜたくさんの人が船で戦うようになったのですか。
◎ なぜ丸上のマークなのですか。
◎ 潮流体験や水軍レースはだれがやり始め、なぜ行うようになったのか。
etc。。。

特に一番初めの質問は「河野分限禄」などの文献を調べないとわかりません。
よくよく調べると来島村上氏・能島村上氏・因島村上氏は河野家18将の一員で、御軍役30騎前後、先御船手260~300騎と他の将に比べ圧倒的に多く、3島合わせて村上氏は900騎と合計1000隻近くの船をもっていた??
また戦闘員のほか漕ぎ手の必要ですから、島内の成人男性など相当数が駆り出されていたのではないでしょうか。

また水軍レース、潮流体験など地域振興と町おこしを目的に、地元のグループが発案、開始したのですが、詳細をあらためて学習できた次第です。


伯方高校の生徒も職場体験3日目。博物館業務の一環として参加。

で、さっそくその質問を回答とはいきません。
まず伝えることは「人の話をよく聞くこと」・「必ずメモを取ること」。
Y館長の注意事項を聞いて子どもたちは一路館内の展示室へ。。


先生も同行し、子供たちは事前の質問を自分たちなりに再整理。


館内散策後の質問回答。。

みなさんも童心に立ち返って博物館内を散策されると新たな発見があるかもしれません。(D)