2013年7月1日月曜日

浜辺からみた風景。(浜辺のお散歩クルーズ)

先週は土日がお休みでしたので、またいつものキャンプに出かけました♪


今月1日からサイト料金が倍以上になるので、駆け込み? 後で知りました。


それはさておき、以前、能島城跡の定期草刈りの時に見かけたシーカヤック。前々から乗ってみたいと思っていましたが、あの軽快さに見とれて、先月専門店で下調べ。

かっこいいタイプからコンパクトなタイプ。海用・川用・競技用とさまざまなものが所狭しと並べられています。店員さんと話していると、まず考えないといけないのは
① 使う目的⇒ ツーリング・釣り等・競技に使うのか。
② 場       所⇒ 海・川
③ 人   数など。。

そして一番大事なのは保管場所。たしかに我が家には車庫がありますが、専用の棚等を新たに設置する必要がありました。3つに分割するタイプや骨組みにカバーを巻きつけるタイプも考えましたが、もっと手軽なタイプを見つけました。小学生の頃におねだりして買ってもらったゴムボート

これなら保管場所にもこまらず、移動・停泊手段である陸のクルーザーの高い屋根に上らずとも小さいトランクスペースにすっぽりと入り、付属の電動エアーポンプで準備も簡単です。

早速、試乗。
これが意外で、かなり軽快、楽しいの一言につきます。日頃の運動不足も少しは解消されるでしょうか。。

洋上に出撃し、しばらくすると、ボラトビウオのように踊っています。浜では釣り人が多数。


高校時代に大洲青年自然の家でのカヌー体験が初めてで、10年前に四万十川のカヌー館で、結構楽しめたのですが、少しの川の流れでバランスを取るのが難しかった記憶がありました。瀬戸内海の浜辺であれば、初心者にも楽しめますね。


但し、油断は禁物です。能島のような急流がある場所ではないのですが、天気の変わり際に風が出できて、波が高くなってきたりします潮の変わり目のような場所には近づかないように心掛けなくてはなりません。初心者ですから。。

で、以前ご紹介した来島村上氏の出城と伝わる平市島へのツーリングを考えたものの、帰ってこれる自信がないので、手軽な浜辺ツーリングを決行。


サメ避けネットに沿って今治市と西条市の境にある大崎鼻周辺をクルーズ。



ここからは古代の山城永納山城跡」が見えます。
http://www.city.saijo.ehime.jp/khome/shakaikyoiku/einosan/


ただの山尾根のように見えますが、山頂付近には大きな石列や版築が所々見られます。洋上から見た風景は、陸から見る感じとまた違います。当たり前ですが、視点が海からになり、邪魔な情報が見えなくなるのがよいですね。

高速道路の高架のちょうど向こうの山尾根がそうですが、今治側からも東予(西条側)からも攻めにくい城です。天然の要害で、海から回ったほうが早いですね。

洋上から見る限りでは、旧東予市の中世城館から平市島などの海城が一直線で見れます。
低い陸地部からでは、小さな丘陵が邪魔して見えないのですが、陸の城(砦)と海の城(砦)が連絡できる立地環境であったのかも知れません。


で、大崎鼻。たしか中世城館(砦)跡(海城?)と言われており、山頂の本丸あたりが平らに見えます。

平市島も山頂から順番に平らな部分があるように見えますね。




大崎鼻は岩が多く海にせり出していることから、浜辺から歩いてはいけません。無人島のような入り江があるので、つい行ってみました。一応、能島城や来島城、甘崎城のような岩礁ピットやテラス状のものがあるかどうか確認しましたが、それらしきものは見当たりませんでした。

こういったところで、本を一日中読むってのもいいかもしれませんね。



ここにもいました。能島城跡のように凄い環境で生きている植物。それもこの辺りに多く自生している松です。土もほとんどないのに。。岩盤に育つ松。恐れ入ります。。。


ってなことで、初めての浜辺お散歩クルーズ。

あー。来島村上氏の出城、なつかしい平市島に行ってみたい。(D)