2014年4月30日水曜日

和田竜先生ご来館!

講演会の翌日、和田竜先生が来館され、企画展『小説「村上海賊の娘」の世界』を見学されました。展示ケースに入ったご自身の「ゲラ刷り」をご覧になりながら、編集担当の方々と思い出を語っておられたのがとても印象的でした。



和田先生が展示室に!と、噂を聞きつけた多くのお客さまが集結。中学1年生の男の子は握手を、ある女性は持参の小説にサインを、赤ちゃんを連れたご家族は一緒に写真撮影・・・。幸運なお客さまがたくさんいらっしゃいましたね^^
とても気さくな先生で、私Kもますますファンになりました。


そのあと和田竜先生とともにカレイ山へ。
展望台から能島城や船折瀬戸などを眺めながら、いろいろなお話をさせていただきました。

今回のイベントの“担当者特権”と言うことが許されるでしょうか。カレイ山名物の一つ、鳥羽一郎さんの「瀬戸の水軍」の歌碑の前で、畏れ多くもツーショット撮影。

先生のご快諾をいただき、アップさせていただきました。
ファンの皆様申し訳ございません。



別れ際、先生から「また何度もお会いすると思いますが・・・」と、再会を前提としたありがたいお言葉をいただき、感無量。ここで美甘子さんのように涙・・・ではなく、笑顔でお見送りしました。

今回講演会のチケットを手にすることができなかった多くのお客さまのためにも、再び和田先生に今治へお越しいただけるような機会を作らないといけないですね。

和田先生、本当にありがとうございました。(K)

2014年4月27日日曜日

和田竜先生 講演会 盛大に開催されました

4月26日()の午後、村上水軍博物館 が誇る学芸員軍師K プロデュース和田竜先生講演会盛大に開催されました。

 

4月4日から配布開始した整理チケットは、 今年の本屋大賞決定後、翌日には完配。


当日、朝は入口から長蛇の列。定員の都合上、入場整理チケットをお渡しできなかったお客様におきましては、関係者一同、心よりお詫びを申し上げます。


まずはじめに、村上水軍博物館の村上武吉ことT司会のもと能島水軍太鼓とほら貝の豪快な怪音によって開幕いたしました。


今年の本屋大賞受賞セレモニーのあと、歴ドル美甘子さん和田竜先生との対談

本屋大賞受賞後初めての講演となり、率直なお気持ちを披露。広島時代の水軍に対するイメージや小説誕生までのエピソードなど、美甘子さんのコーディネートでスムーズに対談が進み村上水軍の魅力について語っていただきました。


和田竜先生は、実際に当博物館の取材や資料調査にお越しいただき、潮流体験なども体感されています。最近では、館長の案内で、能島城にも上陸されていますよ。


主人公「姫」を仕立てるためのエピソードや第1次木津川口の戦いの様子などなど、執筆の際、多くの資料を1年以上かけて入念に収集され、受験生のように勉強されていることがわかります。


小説の中には「〇〇〇」によれば、と参考文献がたびたび登場します。歴史の初心者でも大変わかりやすく、リアリティのある小説であるということがわかります。

今回の対談では、小説を読んでいたら より理解が進んだのではないでしょうか。


このあと、村上水軍博物館が把握している限りでは、実に約400年ぶりの村上水軍御三家 ( 能島、来島、因島 ) 現当主3人が一堂に会することになり、400年前からのエピソードや小説に関連したことなどを中心に、短時間で質疑がなされました。この小説をきっかけに三家の交流が深まっていくといいですね。


村上水軍御三家の肖像画を背景に会場は盛り上がりましたよ。400年たっても変わらぬ。。。。

楽しいトークショー形式のため、途中退席の方もいなく、この後お楽しみ抽選会を開催。


村上水軍秘伝の必殺「焙烙玉」の中から、入場整理券5枚を抽選。いずれも今治市内住在の方に限定5枚の特製サインがプレゼントされました。


限定5枚の特製サインの他に、コーディネーターである美甘子さんへのサプライズハッピーバースデー !! 美甘子さん以外の台本では号泣シーンをあらかじめ想定 !! 感極まって号泣されたようですが、和田先生のフォローもあり、会場も和みましたよ。


最後の締めは「勝ち鬨を挙げる!! 村上武吉の「エイエイ」。和田先生、美甘子さん。そして舞台の赤い陣羽織を着た村上水軍博物館ボランティアスタッフせんどうさん」、会場のみなさまで「オー」の掛け声をご唱和。

能島水軍太鼓銅鑼ほら貝の音が鳴り響き、最高潮にて閉幕いたしました。(D)

2014年4月19日土曜日

企画展 小説『村上海賊の娘』の世界 開幕!!

本屋大賞を受賞された和田竜先生の小説『村上海賊の娘』に関連する企画展が、本日より始まりました!!

すこしだけ展示室の雰囲気を。



小説に登場する人物、村上武吉、元吉、景親にかかわる資料や、小早川隆景から大阪湾岸への出船を要請された手紙など、多くの資料を展示しています。

また、和田竜先生と編集者のやり取りがわかる「校正刷り」を、和田先生のご厚意により、急きょ展示させていただくことになりました。和田先生の直筆校正。将来の歴史的資料です。

さらに!単行本には載っていない、週刊新潮に連載されていたときに使われていた「挿絵」(イラストレーター・平沢下戸さん)のパネル展示をしています(単行本の表紙に使われている絵が平沢下戸さんの作品です)。




新潮社提供のポップ。本屋さんみたい。ポップに解説をつけたのは初めてです。
これも将来の歴史的資料です。

観覧無料!(常設展観覧は大人一般300円が必要です)

ぜひこの機会にご覧ください!

2014年4月18日金曜日

「サイクリスト 水軍バリィさん」 が再登場

恒例の月別バリィさん。

しまのわ2014 のみきゃん と一緒に「サイクリストバリィさんが再登場しました。




私も数年ぶりに来島海峡大橋の海道風を感じにやってきましたよ。
 
 
 
今治側から自転車で螺旋道を上がっていくと、波止浜の造船地帯と写真右端に見える来島村上氏の「来島城」が一望できます。
 
 
 
自転車道・歩道からは、じっくりと来島城が一望できますよ。
 
 
来島の隣には明治・大正期の「芸予要塞」小島も一望できます。
 
 
 
風と風景、名所を感じながら楽しめますし、巨大な構造物が迫力満点!!
 
 
尾道までまたトライしてみたいですね。(D)


2014年4月14日月曜日

年に1度だけ の 能島城上陸

臨時的な企画・ツアーを除き、1年で唯一、「能島城」に上陸できる日が、今年は4月12日()・13日()でした。

能島の花見と みやくぼ浜のマルシェ2014
http://www.shimanowa2014.jp/event_introduction/em008.html
今年は、 本屋大賞 を受賞されました 和田竜先生の歴史小説 「村上海賊の娘」の本 効果もあってか、あいにくの雨にも関わらず大盛況。

土曜日の能島散策では、小説片手に城内を散策されている方がいらっしゃったようですよ。


4月13日()は能島城の解説付ツアーが午前と午後の2回行われ、午前中はスタッフもびっくりするくらいのヒトで能島城内を散策されました。


初めて能島に上陸される方・毎年上陸されている方など、それぞれに中世の海城を堪能されていました。


特に初めての方には 「今治市村上水軍博物館 」 も宣伝!!


当時の海賊になりきれる K学芸員の詳しい解説に、来島者も酔いしれたようですよ。(D)

2014年4月11日金曜日

伯方島から見た 能島

先月末、能島城調査関係の書類を届けに隣島の伯方島へ行ってまいりました。


この時、能島はまだ1分咲き程度でしたが、見る角度によって表情が変わる島なので、写真を撮ってみましたよ。


まずは市営の鶏小島キャンプ場から。
http://www.go-shimanami.jp/download/imabari/imabari_jp.pdf#search='%E4%BB%8A%E6%B2%BB%E5%B8%82%E5%B8%82%E5%96%B6%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E9%A6%AC' (21~22ページ・アウトドア情報)




ここはプライベートガーデン(電源付) があり、船折瀬戸の絶景が見渡せる絶景の場所です。


この日は午前中であったためか、まだ誰も訪れていなく3匹のワンコがお出迎え。

鶏小島プライベートガーデンより
 
続いてすぐ近くにある船折瀬戸キャンプ場。こちらは、すぐ近くに船折瀬戸が広がり、海と山の魅力を両方楽しめ、15A(1500W) の電源も確保されている名所です。この日は数組キャンパーがいらっしゃいましたよ。
 
私もよく利用するキャンプ場で、進入路が狭く離合が少し難しいものの、普通車・小型のキャンカーであれば、高さ(2.7m程度) も特に問題はありません。

但し、奥側のキャンプ場所は、ハイエースやキャラバンなどのホィールベースが長いスーパーロングタイプですと、切り替えしが大変だと思いますので、現地確認が必要です。
( 申し込みは マリンオアシス はかた TEL 0897-72-3300 )

早朝に大型の船が、海峡を通過する風景をまじかで見るのは他ではなかなか味わえませんね。

船折瀬戸キャンプ場展望台より

ココから見る能島は視点が少し下がったせいか、鵜島の影からすっと出てくる超大型海賊船に見えませんか??

これからの季節、しまなみ海道周辺で味わうアウトドアはいいですよ。

しまのわ2014のイベント+今治市村上水軍博物館にもぜひお立ち寄りください。(D)

2014年4月10日木曜日

和田竜先生講演会入場整理券完配いたしました。

和田竜先生講演会の入場整理券は、定員に満たしましたので配布を終了させていただきます。多くの方のお申込み、誠にありがとうございました。

また定員の都合上、入場券をお渡しできなかったお客様には心よりお詫びを申し上げます。


★整理券をお持ちの方、また電話等でお申込みいただき整理券を当日お受け取りの方へ

開場は12:30となっております。全席自由席です。
駐車場、受付の混雑も予想されますので、なるべくお早めに、またお気をつけて会場へお越しください。

2014年4月7日月曜日

入場整理券の配布方法を変更します。和田竜先生講演会

4月4日(金)から配布を開始した、和田竜先生講演会の入場整理券ですが、早くも残部が少なくなってきました。そこで、残りわずかになった場合の混乱や行き違いを避けるために、4月8日(火)から、入場整理券の入手方法を以下の2方法に限定させていただきます。


★入場整理券の入手方法

① 村上水軍博物館に限り、事前配布を継続します。1階受付でお渡しします。

② 村上水軍博物館にお電話ください(電話 0897-74-1065)。
  「電話で申し込み」をし、「当日会場受付で受け取る」ことができます。


①、②の受付時間は、火曜日~日曜日の8:30~17:15です。


トラブルなく入場整理券をお渡しするための変更でございますので、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。なお、入場整理券を入手された方で、もし当日ご都合が悪くなり参加できない場合には、事前にご返却をいただきますよう、お願いいたします。多くの方にご参加いただけますよう、ご理解をお願い申し上げます。

2014年4月4日金曜日

能島 の さくら 「 満開です 」

3月末までの調査の後片付けと、4月12日()・13日()に行われる

能島の花見と みやくぼ浜のマルシェ2014
http://www.shimanowa2014.jp/event_introduction/em008.html

の準備( 草刈等 )に行ってまいりました。


前回紹介した時よりも満開状況 http://suigun-staff.blogspot.com/2014/03/blog-post_31.html


草刈中のつかの間の休憩中に撮影。


海上から撮影すると本丸の桜よりも下部の桜の方が多く感じますが、実際上陸して、観察すると本丸のさくらが一番きれいに感じます。




能島から見る宮窪 (高取山周辺) の山桜も風情があって大変きれいですよ。




★毎年恒例の<能島の花見>★

 今年は4月12日()・13日()。来週でさくらの花が心配ですが、
定期船のない能島に上陸して楽しむことができる数少ない日です。

お花見の他、日曜日には迫力ある能島水軍太鼓の演奏もありますよ。

気になる船の運航は、
・渡船運行時間/9:00~(随時運行) 最終便16:30(能島発)
・渡船料金(往復)/中学生以上500円、小学生250円、幼児無料

私たちは草刈の特典として、お昼時間に先行お花見しました!
但し、だんごはお昼弁当のみです。(D)