2015年1月12日月曜日

史跡巡り と 湯治 Part 1

遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

今回の年末年始も恒例の湯治と史跡巡りに行ってまいりました。


博物館に移動となり、まとまって休みが取れるのは、この期間だけとあって子供たちもまちに待った?? 各地巡業です。


前回の巡業時 http://suigun-staff.blogspot.jp/2014/01/vol1.html には組み込んでいなかった秘湯「照湯」 http://onsendo.beppu-navi.jp/752.html 当館学芸員Kさんのおススメスポットで、今回は数日通いましたよ。
こちらは目の前にある えんま坂
 
ココは村上水軍とゆかりの深い地。もともと豊後森藩 久留島家のお殿様専用の湯だったそうです。泉質は確かにいいですね。伊予でいえば自称伊予湯の横綱「湯ノ谷温泉」の泉質にかなり近いですが、「テル湯」は飲めるようなマイルド感がすごくいいです。秘湯らしくコンパクトですが、柴石温泉、名物滝湯のひょうたん温泉 と同回数通いつめました。

別府でも上位に位置する 柴石温泉

98度の源泉を加水せず空冷 の ひょうたん温泉

今回は元旦前後の天気予報が芳しくなく、予定していた九州一周の予定を変更し、寒くなる前を見計らい、南九州方面へ南下しました。


年末年始は村上水軍博物館も含め、博物館など開館している箇所がごくわずかですから、国指定史跡などのオープンな場所が見どころとなります。


今回訪れた国指定の史跡の中でも印象的だったのは、能島城と同じ中世城館の国指定史跡「知覧城」です。ココは全国屈指の茶所。鹿児島県は知覧のど真ん中に立地しています。


自然でそのままに残っている城郭遺構。復元施設などを持たないシンプルな表現しています。今後の能島整備活用事業にも参考にしないといけませんね。

始めて訪れてもわかりやすいようにパンフレットがポストに入っていました。

コチラはお城の出入り口 ( 虎口 こぐち )

知覧らしく、城郭の中にも防空壕らしき横穴がいたるところに現存しています。この後、泣かずにはいられない平和祈念館を訪れました。(D)