2015年11月30日月曜日

12月の村上水軍博物館と宮窪方言クイズ(上級者編)

最近すっかり寒くなってきましたね。
愛媛県内でも山間部では雪が降ったとか・・・!

とにかくお鍋のおいしい季節です。

ちなみに私は見事に風邪をひいてしまいました・・・。
皆様、風邪にはくれぐれも気をつけましょう!


さてさて。


今年のの村上水軍博物館のイベントは・・・


企画展

海の城と山の城
 ~今治の中世城郭~

です!

期間は12月5日~2月14日まで。


今は鋭意製作中です!


城と言えばやっぱり大阪城だとか姫路城だとか・・・大きくて雄大な建造物を想像される方が多いと思います。

が、しかし。

中世には実はそれ以外にも自然の利を活かした小さなお城もたくさんあったみたいです。

皆さんが普段何気なく通ったりするあそこも、実は昔お城があったのかも・・・!?

ちょっとマニアックな城マニアにはたまらない展示になる予定です。

近くにお立ち寄りの際には是非是非、遊びに来てくださいね!








それでは久しぶりに宮窪方言クイズです!



どういう意味でしょうか!?



今回は上級者編です。





Q1 あの人はねんしゃな


Q2 あの人ははばしい


Q3 あの人はねんごい







答えは





Q1 あの人はねんしゃな
   →あの人は丁寧で几帳面だ。


Q2 あの人ははばしい
    →あの人はずるがしこい。


Q3 あの人はねんごい
   →あの人は頑固だ。



でした!

ちなみにQ3は伯方でも使う方言かも。

これが全部分かれば、あなたも宮窪弁マスターです。

それではまた!





スタッフYでした!

2015年11月23日月曜日

山内譲先生の著書『瀬戸内の海賊 村上武吉の戦い〔増補改訂版〕』

村上水軍研究の第一人者、山内譲先生の著書が刊行されました。
当館学芸員は、山内先生にいつも温かいご指導をいただいております。


新潮社の許可を得て掲載しています。

新潮選書 山内譲 著
瀬戸内の海賊 村上武吉の戦い〔増補改訂版〕』


本作は、2005年に講談社から刊行された前作の増補改訂版。
この10年で明らかになった事実、例えば当館が主体でおこなった
能島城跡の発掘調査成果などが新たに加わっています。
当館も情報提供などで、少し協力をさせていただきました。

最新の考古学成果を、山内先生がどのように解釈されるのか・・・。
私Kはドキドキしながら、読み進めています。

とにかく内容が濃い!

前作にはなかったコラムや、本屋大賞受賞作『村上海賊の娘』の作者、
和田竜先生との対談も収録されています。

村上水軍研究を行う方に必携の著書でありながら、
一般の方が読めるように、わかりやすく書かれています。

書店にも並んでおりますが、村上水軍博物館のミュージアムショップでも販売を開始しました!
興味のある方はぜひご覧ください。

K

2015年11月12日木曜日

特別展!!まだ間に合います!!

みなさま、最近寒くなってきましたね!

毛布とポタージュが恋しい季節となりました。

気づけばもう11月の中旬です。

!!!

と、いうことは!!

特別展「村上海賊vs天下人」がもうすぐ終わってしまいます!! ※15日(日)まで!!

あのとき、あの展覧会に行っておけば、、、

私も、これまでそういった後悔を何度もしてきました。

最近でも見に行けなかったことが悔やまれる展覧会がございます。

そんな私のような後悔を繰り返さないためにも、


万障繰り合わせの上、是非特別展へ!!



まだ間に合います!!




それではここで、特別展の見どころを、私の思い出とともに紹介して参ります。



まずは、織田信長の水軍を率いていたとされる

九鬼嘉隆肖像画!!
肖像画内の九鬼嘉隆放つ半端ないオーラ圧倒されました!!




続きまして、

古文書版三島村上家集結!!
三島村上家夢の共演歓喜感涙しました!!

資料調査で因島村上家文書を手にしたときの緊張と興奮は忘れません!






最後に、三島村上氏の古文書のうち、今回の大きな見どころ


久留島家文書!!

来島村上氏は、江戸時代に名字の表記を「久留島」に改めますので、現在に伝来する古文書の「くるしま」もこの表記になります。
豊臣秀吉の朱印状に興奮し、
来島通総の戦死にしました。

そして、そんなときに出会った謎の海賊、、、、




そんな特別展も、もう少しで終わってしまいます、、、



まだお越しになっていない方々、、、



まだ! 時間は!! ある!!!


特別展は15日(日)まで!!


この週末は是非とも特別展へ!!


                               新人学芸員O

2015年11月6日金曜日

能島水軍太鼓保存会 結成30周年!!

当博物館でも、大きなイベントの際はご協力して頂いたりもする能島水軍太鼓保存会。

この能島水軍太鼓保存会がこの度結成30周年を迎えたそうです!

おめでとうございます!!!




結成30周年記念公演があるそうですよ!





注目の記念公演


水軍絵巻
~時代を刻む奏者たち~



平成27年11月22日(日)
13:30開演、13:00開場

今治市中央公民館 4階 大ホールにて行われます!

そしてなんと、入場無料!!!

全席自由席です。
それから先着500名には記念タオルが貰えるそうです。

これは行くっきゃない!

早い時間に行って、どっぷり世界につかってみるのはどうでしょうか??



今回は我が村上水軍博物館館長でもあり、

実は能島水軍太鼓保存会・会長でもある当館館長にお話を聞いてみました^^




Q1.30周年ということですが、能島水軍保存会はどうやって発足したんですか??

その当時は町おこしがブームでした。その流れで、町の活性化の起爆剤として有志の集まりで発足したのが始まりです。



Q2.館長も何年か前までは実際太鼓を叩いていたということですが・・・能島水軍太鼓の特徴はなんでしょう?

その昔、瀬戸内海に君臨した能島水軍が出陣する際、勇壮な法螺貝を吹き、水軍太鼓を打ち鳴らして勇躍舟出したという伝説があります。能島水軍太鼓はその先人たちの偉業を称え、後世に伝えるために発足しました。太鼓の曲は村上水軍の史実やイメージに基づいたものや、ここ、宮窪町を広く知って頂くために作調した曲もあります。
それから、技術的な話としては、結成当時から守り続けている独特の『横打ち』スタイルでしょうか?
水軍魂は能島水軍太鼓に脈々と受け継がれています。太鼓の音色を聞くと先祖たちが勇敢に戦った心意気と心情が感じられると思いますよ!



Q3.最近、能島水軍太鼓保存会の活躍は目覚しいものがあると聞いています。館長は初代リーダーということですが、最近の活躍を聞いてどうですか?

最近は伝統を踏襲しつつも、現代風にアレンジされた迫力のある曲も演奏しているようです。技術的にもプロ顔負けの演奏なのではないでしょうか?
公演を見ていただくと分かると思うのですが、若い世代の活躍が目立つと思います。
水軍魂を受け継いだ若い人材が積極的に活動してくれるおかげで、いい意味で、昔とはまた違う迫力満点の演奏になっています。
保存会発足当初から関わってきた私としては、こうやって若い人達が伝統を受け継いで、昇華してくれるのは嬉しい限りですね。これからの発展にも期待したいです。







以上!有難うございました^^

実は私も何度か見にいった事があるのですが、
能島水軍太鼓は迫力満点で、何度見ても飽きません!
ものすごくかっこいいです!!

結成30周年記念公演。
興味のある方は是非見に行ってみてくださいね^^